【ライブレポ】緑黄色社会「Channel Us 2025」東京体育館!13周年を彩る新曲「illusion」と1万人の熱狂

【ライブレポ】緑黄色社会「Channel Us 2025」東京体育館!13周年を彩る新曲「illusion」と1万人の熱狂

「いろはとあさきの父」がお届けするライブレポート。2025年7月5日、東京・千駄ヶ谷にある「東京体育館」へ行ってきました。この日開催されたのは、緑黄色社会の結成13周年を記念する単独公演「Channel Us 2025 at 東京体育館」です。

13年目の「放送」開始、その場に立ち会う喜び

今年2月にリリースされたアルバム『Channel U』を引っ提げたツアーを完走し、さらにその先へと向かう彼ら。タイトルが「U(あなた)」から「Us(私たち)」へと変わったことからも、この公演が単なる追加公演ではなく、バンドとファンが作り上げる特別な空間になることは間違いありません。開演時刻の16:00に向けて集まった約1万人の熱気と共に、その瞬間を待ちました。

この記事で、リョクシャカの「今」を完全レポート!

この記事では、圧巻のパフォーマンスで魅せた全20曲のセットリスト詳細や、ライブ初披露となった新曲「illusion」の衝撃、そして会場全体が一つになった「Us」の空気感を余すところなくお伝えします。「セトリは?」「新曲はどうだった?」「会場の雰囲気は?」と気になっている方、ぜひ最後までお付き合いください!

「U」から「Us」へ。拡張された放送局

今回の公演のコンセプトは、アルバム『Channel U』で提示された「放送(Broadcast)」というテーマをさらに拡張させたもの。会場全体をひとつのメディアとして捉え、バンド(発信者)とファン(受信者)の境界線を溶かし、「Us(私たち)」のチャンネルを作り上げるという意図が込められています。

ステージセットはテレビスタジオや放送局を模したデザインで、巨大なLEDスクリーンにはノイズやカラーバー、オンエアサインなどの映像演出が展開され、レトロフューチャーな雰囲気を醸し出していました。東京体育館という歴史あるアリーナが、この日だけの特別な「放送局」へと変貌を遂げたのです。

祝祭のファンファーレと、揺れるダンスフロア

放送開始のカウントダウンと共に現れたメンバーが1曲目に選んだのは「Party!!」。ホーンセクションの音が華やかなこの曲は、13周年を祝うファンファーレとして完璧でした。続いて投下された「サマータイムシンデレラ」で、会場のボルテージは一気に最高潮へ!7月の東京体育館が、瞬く間に「夏」の色に染め上げられました。

中盤では、バンドの演奏技術の高さを見せつけるセクションへ。「言えない」でのうねるようなベースライン、そして「Monkey Dance」では、EDMとファンクが融合したサウンドに合わせて会場全体が巨大なダンスフロア化。極彩色のレーザーが飛び交う中、1万人がリズムに体を揺らす光景は圧巻でした。

13年の軌跡と、有機的な響き

中盤のハイライトは、過去の名曲たちを繋いだスペシャルメドレー。「道を行け」から始まり、インディーズ時代からのファンには涙ものの「あのころ見た光」、そして知名度を飛躍的に高めた「Shout Baby」へと続く流れは、バンドの歴史絵巻そのものでした。

また、「僕らはいきものだから」では、デジタルな世界観の中で生身の人間(いきもの)としての温かさを表現。長屋晴子の力強くも優しい歌声が、会場の隅々まで響き渡りました。

「花になって」の毒と、「Mela!」の大合唱。そして新曲へ

ライブ終盤、「花になって」のイントロで空気は一変。毒々しい照明と攻撃的なサウンドが観客を圧倒します。その緊張感を解き放つように続いたのが、国民的ヒット曲「Mela!」。1万人の「ラララ」の大合唱は、「Us」のコンセプトを体現する感動的な瞬間でした。

そしてアンコールでは、前日7月4日に配信リリースされたばかりの新曲「illusion」をライブ初披露!洗練されたエレクトロ・ポップの要素を取り入れたこの楽曲は、これまでのイメージを更新する大人びた美しさを湛えており、バンドの「最新形」を強烈に印象付けました。

まとめ:国民的バンドが見せた、新たな「周波数」

「Channel Us 2025 at 東京体育館」は、緑黄色社会が単なるポップバンドの枠を超え、巨大な空間を支配するスタジアム・アーティストへと進化したことを証明する一夜でした。

結成13周年という節目に、過去を肯定しつつ(「恥ずかしいか青春は」)、最新鋭のサウンド(「illusion」)で未来を提示する。その姿は頼もしく、長屋晴子を中心とした4人の結束はかつてないほど強固に見えました。「U(あなた)」に向けられた音楽は、この日確かに「Us(私たち)」の音楽へと昇華されたのです。

この公演の模様は後日映像作品化されることも決定しています。さらにアジアツアーへの展開も示唆されており、彼らの発信する「Channel」は、これからも国境を越えて多くの人を巻き込んでいくことでしょう。

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