さよならA&Fカントリー柏の葉店。閉店セールで「一生モノの靴下」ダーンタフをお得に手に入れる
「いろはとあさきの父」がお届けするローカル探訪。2025年1月5日、この日は少し寂しい気持ちを抱えながら、千葉県柏市にある「A&Fカントリー KASHIWANOHA T-SITE店」へ向かいました。長年、多くのアウトドア好きに愛されてきたこのお店が、1月31日をもって閉店すると聞き、最後の挨拶と、閉店セールでのお買い物をするためです。
「良いものを永く」その哲学が好きだった
私、「いろはとあさきの父」は、安価なものを次々と買い替えるより、本当に質の良いものを、手入れをしながら長く使い続けるというスタイルが好きです。A&Fカントリーは、まさにそんな「良いものを永く」という哲学を体現した、世界中から高品質なアウトドア用品を厳選して届けてくれるお店でした。その閉店は、本当に残念でなりません。
この記事で、一つの時代の終わりと、新しい相棒との出会いを
この記事では、閉店セール中の「A&Fカントリー KASHIWANOHA T-SITE店」の様子と、私が最後に購入した品々をレポートします。そして、なぜこの素晴らしいお店が閉店に至ったのか、その背景にも少しだけ思いを馳せてみたいと思います。「A&Fカントリーが好きだった」「ダーンタフの靴下が気になる」「柏の葉T-SITEに行ったことがある」という方、ぜひお読みください。
A&Fカントリーとは ― キュレーションされたアウトドアの世界
A&Fカントリーは、1977年創業の歴史あるアウトドア用品メーカー、株式会社エイアンドエフの直営店です。その中核をなすコンセプトは「良いものを永く」という哲学。世界中から高品質で耐久性のある商品を厳選して提供する「セレクトショップ」として、量よりも質を重視し、製品との長期的な関係性を大切にしてきました。
軍用規格の堅牢性で知られるMYSTERY RANCH（ミステリーランチ）のバックパック、革新的なデザインのHelinox（ヘリノックス）のファニチャー、圧倒的な保冷力のYETI（イエティ）のクーラー、最高品質のテントメーカーHilleberg（ヒルバーグ）など、取り扱うブランドはどれも、アウトドア熟練者のための名品ばかりでした。
柏の葉T-SITEという実験の場
このお店があったのは、「生活提案型商業施設」である柏の葉T-SITE。蔦屋書店を中核とした、家族連れやペットオーナーが多く訪れる、洗練された空間です。A&Fカントリーは、本館とは物理的に分離された「アウトドア」がテーマの独立した別棟の一つに店舗を構えていました。
この立地は、ハイエンドなアウトドア用品を求める専門的な顧客層と、T-SITEの主要な客層との間に、少しミスマッチがあったのかもしれません。さらに、近隣には世界最大級の体験型アウトドアショップ「アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア 柏店」という圧倒的な競合が存在したことも、厳しい環境だったと言えるでしょう。
15:00 閉店セールで、新しい相棒を手に入れる
15:00頃にお店に到着。店内は閉店セールということで、多くの商品が割引価格になっていました。名残惜しい気持ちで店内を見て回り、私が最後の買い物として選んだのは、生涯保証で知られる「一生モノの靴下」、ダーンタフの靴下3足です！
購入したのはこちら。
- #1680 スタンダード クルー ライトウェイト (定価3,400円 → 30%OFFで2,380円)
- #1680 スタンダード クルー ライトウェイト (定価3,400円 → 30%OFFで2,380円)
- #6032 ソリッド クルー ライトウェイト (定価3,400円 → 30%OFFで2,380円)
合計で7,140円。30%割引で、高品質な靴下をお得に購入することができました。お店はなくなってしまいますが、この靴下はこれから長く私の足元を支えてくれるでしょう。「良いものを永く」という哲学を、最後に体現できたお買い物でした。
まとめ：ありがとう、A&Fカントリー柏の葉店
A&Fカントリー KASHIWANOHA T-SITE店の閉店は、一個人のファンとして非常に残念です。そこは、単に物を売る場所ではなく、アウトドアへの情熱や「良いものを永く使う」という文化を共有できる、特別な空間でした。
閉店の背景には、熾烈な競争環境や、立地とブランドのミスマッチなど、様々な要因があったのかもしれません。一つの小売の実験が終わりを告げた形です。
最後に手に入れたダーンタフの靴下を履くたびに、きっとこのお店のことを思い出すでしょう。今までありがとうございました。
