一次試験直後、すぐさま二次試験対策へ!
一次試験が終わった直後から、私たちの意識は、すでに二次試験へと向かっていました。合否の結果はまだ分かりません。しかし、合格を前提に、少しでも早く対策を進めていくしかありません。
とはいえ、私立中学の受験も予定していました。そのため、私立の過去問対策や、出題傾向の分析も同時に行う必要がありました。
受験校を絞り込むという決断
そこで、私たちは受験校を絞り込むという、大きな決断をしました。
受験校の数が増えれば、当然、試験内容の傾向は多岐に渡ります。それぞれの学校に合わせた対策を、網羅的に行う必要が出てくるのです。
中学受験では、5校前後受験する方が多いと聞きます。しかし、我が家は、少数精鋭主義を選択しました。
なぜなら、時間は限られているからです。受験校を増やせば、それぞれの対策にかけられる時間は、どうしても薄くなってしまう。逆に、受験校を減らせば、より深く、手厚い対策ができるのではないか?と考えたのです。
長年の準備期間があれば、多くの学校に対応できるのかもしれません。しかし、私たちには、それが叶いませんでした。
圧倒的な勉強時間、それでも足りない…
夏休みは、毎日欠かさず平均11時間以上勉強しました。夏休み明けも、小学校のある日は7時間前後、土日は10~11時間。常に勉強時間を確保し、起きている時間のほとんどを、勉強に費やしていました。
いろはは、決して特別な天才ではありません。むしろ、努力の人です。人並み以上に、真面目にコツコツと勉強していました。それでも、時間は足りませんでした。
結果的に、受験校を絞り込んで、本当に良かったと思っています。あの時、難関校を諦める勇気、そして、私立中学の対策にも、しっかりと時間を割くという決断が、合格へと繋がったと考えています。
東葛中二次試験対策、我が家はこうやった!
さて、ここからは、東葛中二次試験対策について、具体的にお話ししましょう。
二次試験には、独自の対策が必要です。私たちは、過去問を繰り返し解き、出題傾向を徹底的に分析しました。東葛中の過去問は、癖が強い。しかし、傾向を掴めば、対策の方向性が見えてきます。
例えば、国語のリスニング対策として、ニュースを音声だけで聞く練習を毎日行いました。耳を鍛え、音声情報から内容を正確に理解する訓練です。
また、プレゼン対策としては、様々なテーマで発表練習を行いました。自分の意見を分かりやすく、説得力を持って伝える練習です。学校の先生や、塾の先生に頼んで、フィードバックをもらうこともありました。
さらに、「銀本」(公立中高一貫校適性検査問題集 全国版)を夏から取り組み、その中の難関校の問題にも、果敢に挑戦しました。
千葉県は、全国でもトップレベルの、難問を出題することで有名です。難関校の問題に今のうちから触れておかなければ、本番で対応できない、と強く感じたからです。(難関校の見分け方については、また後日、詳しくお話ししますね)
時間に余裕があれば、早めに銀本の易しい問題から取り組み、自分の弱点を洗い出すのも良いでしょう。そして、その弱点を克服するための対策を、少しでも長く積み重ねることが、合格への近道です。
体調管理も、受験対策の一つ
受験シーズンは、風邪やインフルエンザも流行します。健康管理も、受験対策の大切な一つです。家族みんなで、栄養と休養をしっかりとって、体調を維持しましょう。
手洗いうがいはもちろん、十分な睡眠、バランスの良い食事、そして、適度な運動。心身ともに、万全の状態で試験に臨めるよう、日々の生活リズムを整えることが大切です。
いよいよ、明日は合格発表!
いよいよ明日は、合格発表ですね! ドキドキ、ソワソワ…落ち着かない一日になりそうです。
いろはは、発表があるため、学校が早帰りになります。