北海道一周最後の宿!奥洞爺「蟠渓温泉 湯人家」で源泉とヒノキ風呂に癒される
「いろはとあさきの父」がお届けする北海道一周旅行、14日目(2024年9月20日)。午前中に定山渓二見公園を散策し、「きのこ王国 大滝本店」で昼食と夕食を調達した後、いよいよこの旅、最後の宿泊地へと向かいます。長いようで短かった北海道一周も、残すところあとわずか。最後の夜は、温泉でゆっくりと旅の疲れを癒したい…。そう思い、選んだのが、奥洞爺温泉郷にある隠れ宿、「蟠渓温泉 湯人家(ゆのとや)」です。
旅のフィナーレは、歴史ある温泉宿で
北海道には数多くの温泉地がありますが、この蟠渓温泉は明治15年開湯という歴史ある温泉郷。かつては炭鉱マンなどで賑わったという、ノスタルジー溢れる雰囲気に惹かれました。ほのぼのとした安らぎの宿で、最後の夜を過ごせることに期待が高まります。
この記事で、奥洞爺の隠れ宿をご紹介!
この記事では、私が実際に宿泊した「蟠渓温泉 湯人家」の様子をレポートします。宿の雰囲気、部屋、そして自慢の温泉について詳しくご紹介!「洞爺湖周辺で静かな宿を探している」「歴史ある温泉が好き」「リーズナブルな宿がいい」という方、必見です!

長流川のほとりに佇む、安らぎの隠れ宿
「蟠渓温泉 湯人家」は、サミットも開催された北海道洞爺湖のさらに奥、奥洞爺温泉郷に位置します。壮瞥(そうべつ)町の山奥、胆振(いぶり)地方を流れる長流川(おさるがわ)のほとりに立つ、ほのぼのとした安らぎの宿です。
蟠渓温泉の始まりは明治15年にさかのぼります。当時は馬車が通れる程度の道しかなかったとか。昭和に入ってからは、炭鉱マンや国鉄胆振線の保線員で賑わった蟠渓の里も、今は静かな街並みとなっています。そんなノスタルジー溢れる雰囲気が、この宿の魅力の一つです。

リーズナブルな素泊まりプランと、自炊もOKな和室
今回私が利用したのは、「☆気楽に素泊まりプラン☆」。食事なしで気軽に泊まれるプランです。宿泊料金は通常7,000円ですが、福利厚生クーポンを利用して、なんと3,800円で宿泊できました!これは非常にお得ですね。
部屋タイプは「和室八畳(バス共同、トイレ付き)」。落ち着いた雰囲気の和室で、ゆっくりとくつろぐことができました。特筆すべきは、部屋にミニキッチンが付いていること!鍋や包丁などの調理器具も有料(200円)で貸し出しがあるので、自炊もOKです。長期滞在や、食事を自由に楽しみたい方には嬉しい設備ですね。




源泉と木曽ヒノキ風呂!自慢の温泉
「湯人家」の自慢は、なんといっても温泉です。蟠渓温泉は源泉温度が高く、体がぽかぽかする泉質が特徴で、これは今も昔も変わっていません。
お風呂は男女別に、内風呂(中温湯・高温湯)と、川のせせらぎを感じられる露天風呂があります。内風呂からは手入れされた庭園を眺めることができ、夜はライトアップもされるそうです。毎日掃除されているとのことで、清潔感があり、特に女性のお客さんに好評とのこと。
高温湯の浴槽の縁には、なんと「木曽ヒノキ」が使われています!これは普通のヒノキよりも成長に時間がかかり、神社仏閣にも使われるような貴重なもの。JR東日本の某豪華列車のスイートルームのヒノキ風呂と同じ材料だそうです。リラックスできるヒノキの香りを楽しみながら、贅沢な湯浴みを満喫できます。
浴室にはボディーソープ、リンスインシャンプーも備え付けられています。

まとめ:歴史と自然、温泉に癒される「蟠渓温泉 湯人家」
北海道一周旅行、最後の夜を過ごした「蟠渓温泉 湯人家」。奥洞爺の静かな環境、長流川のほとりというロケーション、そして歴史を感じさせるノスタルジックな雰囲気が魅力の宿でした。
特に、源泉温度が高く体が温まる温泉と、貴重な木曽ヒノキを使った高温湯の浴槽は格別。リーズナブルな素泊まりプランで、ミニキッチン付きの部屋で自炊も可能と、自由な旅のスタイルにもぴったりです。
洞爺湖周辺で、静かに温泉を楽しみたい方、歴史ある温泉宿に泊まってみたい方におすすめです。心も体も、のんびりと癒される、素敵な滞在となりました。
