いろはの予期せぬ挑戦 – 小学4年生後半からの知的な冒険 東葛中への道

突然の「東葛中受験宣言」

皆様、こんにちは。

本日は、我が子いろはの、思いがけない挑戦についてお話させていただきます。あれは、数年前のこと。兄のあさきの友人が東葛中学を受験したという話を耳にした、いろはの目がキラリと輝きました。「私も、東葛中、受けてみたい!」

当時小学4年生だったいろはは、運動と外遊びに夢中で、机に向かう習慣はほとんどない、どちらかといえば活発な子でした。鉛筆を握るのは、学校の宿題をするときくらい。そんないろはが、中学受験を志願するとは、まさに晴天の霹靂、青天の霹靂。思いもよらぬ出来事でした。

親としては、正直なところ戸惑いもありました。しかし、「自分で決めた道を、進んでみたい」といういろはの強い意志を尊重し、未知なる世界へ足を踏み入れることになったのです。

手探りの中学受験準備

中学受験は、私にとっても夫にとっても未体験の領域。まるで、地図を持たずに、深い森の中を歩くようなもの。右も左も分からぬまま、いろはと共に手探りで準備を進めていくことになります。

塾選びは、いろは自身に委ねました。自分の将来のこと、自分で決められることは、できるだけいろはに決めて欲しいと思ったからです。いくつかの塾を見学し、「ここがいい!」と目を輝かせました。最終的に選んだのは、ある先生の熱心な指導に魅了されたという、個性的な指導方針の塾でした。

しかし、いざ塾通いが始まると、待ち受けていたのは、想像をはるかに超える課題の量!学校の宿題とは比較にならないほどの、膨大な学習量に、いろはも、そして私も驚きを隠せませんでした。「これは、大変なことになったぞ…」と、内心、焦りを感じたことを覚えています。

戸惑いながらも、こうして、いろはの受験生活がスタートしました。

いろはの隠れた才能、それは「読書」

実は、いろはにはある “隠れた才能” がありました。それは… 読書 です。

幼い頃から、絵本、漫画、小説、図鑑…あらゆるジャンルの本を、まるで宝物を見つけたかのように、目を輝かせながら、飽くことなく読み耽っていました。

1、2年生で1100冊、3年生で1200冊、そして4年生ではなんと2500冊!その膨大な読書量は、記録するのも保管するのも一苦労でした。皆様は、どのくらいの本を読まれていましたか?

本選びは、いろはの「好き」を最優先に

本選びは、常にいろはの自主性に任せ、決して強制することはありませんでした。「これを読みなさい」ではなく、「どれが読みたい?」と聞くことを、大切にしていたのです。

当初は漫画が多かったものの、次第に文字の本へと興味が広がり、まるで新しい世界への扉を開くように、読書の世界に深く没頭していくようになりました。

この “読書への情熱” が、後に塾での学習において、予想外の相乗効果を生み出すことになるとは、この時はまだ知る由もありませんでした…。

はたして、この「読書」という才能は、中学受験合格へと繋がる、重要な鍵となるのでしょうか…?

続きは、また次回のブログにて。どうぞお楽しみに。

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