名古屋駅近デザイナーズホテル「イビススタイルズ名古屋」宿泊記【良い点・注意点】

名古屋駅近デザイナーズホテル「イビススタイルズ名古屋」宿泊記【良い点・注意点】

「いろはとあさきの父」がお届けするグルメ探訪。2025年3月19日、名古屋での夜。駅ナカで美味しいきしめんを堪能した後、この日の宿へ向かいます。時刻は22:00。今回選んだのは、2020年に開業した比較的新しいホテル、「イビススタイルズ名古屋」です。

市場がテーマの、新感覚ホテルへ

このホテルは、ただ新しいだけではありません。近隣の「柳橋中央市場」からインスピレーションを得たという、ユニークなデザインコンセプトが魅力。クリエイティビティ溢れるエコノミーデザインホテルと聞き、どんな空間が広がっているのか、非常に楽しみにしていました。

この記事で、「イビススタイルズ名古屋」を正直レビュー!

この記事では、私が実際に宿泊した「イビススタイルズ名古屋」のリアルな体験をレポートします。スタイリッシュなデザインや便利な立地といった良い点から、客室のレイアウトや駐車場など、事前に知っておきたい注意点まで、包み隠さずお伝えします!「名古屋駅近くでお洒落なホテルを探している!」「新しいホテルに泊まってみたい!」「イビススタイルズってどうなの?」という方、必見です!

市場の活気をデザインに。名古屋駅徒歩8分の好立地

イビススタイルズ名古屋は、JR名古屋駅桜通口から徒歩8分(ミヤコ地下街4番出口から徒歩2分)という優れたアクセスを誇ります。2020年に開業したこのホテルの最大の特徴は、近隣の柳橋中央市場からインスピレーションを得たデザインコンセプト。ロビーやレストランは「マーケットをイメージした雰囲気」で統一され、スタイリッシュで活気ある空間が広がっています。

外国人宿泊客も多く、国際色豊かな雰囲気も魅力の一つです。

スタイリッシュだが個性的!客室のリアル

今回宿泊したのは「ツインルーム 禁煙 シャワーブース完備/20平米」。客室はスタイリッシュでモダンなデザインで、清潔感があります。ベッドの寝心地も良く、窓には「全面合せガラス」が採用されており、防音性も非常に高いと評判です。

しかし、そのレイアウトは非常に個性的で、注意が必要です。

  • コンパクトな空間:部屋は20平米と手狭で、大きなスーツケースを広げるスペースはありません。
  • 全室シャワーのみ:全客室にバスタブはなく、シャワーブースのみです。
  • むき出しの洗面台と脱衣スペースの欠如:最も特徴的なのが、洗面台がベッドルームエリアに設置されている点。そして、シャワーブースの扉を開けると直接ベッドルームのため、脱衣所がありません。友人同士や同僚との宿泊では、気を使う場面が多いかもしれません。

この設計は、限られた空間を最大限に活用するための意図的なトレードオフと言えるでしょう。

「名古屋めし」も楽しめる!質の高い朝食とサービス

1階のレストラン「Market St.」で提供される朝食ビュッフェは、非常に評価が高いです。柳橋中央市場から直送される新鮮な食材を使用し、味噌カツやエビフライ、八丁味噌で作るユニークな「雑魚汁」など、「名古屋めし」の種類も豊富。高品質な「illy」ブランドのコーヒーも楽しめます。

スタッフの対応は全体的に親切でプロフェッショナルと評判。特に英語対応能力の高さは、多くの海外からの宿泊客に評価されています。

訪問前に必ずチェック!駐車場と「ないもの」リスト

このホテルを予約する前に、いくつか知っておくべき重要な点があります。

【駐車場問題】

  • 敷地内駐車場はわずか14台で、料金は1泊2,500円と高額。予約不可の先着順で、厳しいサイズ制限もあります。
  • 提携駐車場は1泊1,300円ですが、滞在中の途中出庫は不可です。車で訪れる場合は、事前に周辺のコインパーキングをリサーチしておくのが賢明です。

【館内に「ない」設備】

宿泊料金を抑えるため、以下の設備は意図的に省かれています。

  • コインランドリー
  • ジム、大浴場
  • VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス
  • 自動販売機(飲み物はレストラン内のミニショップで購入可)

これらの点を理解した上で予約することが、快適な滞在の鍵となります。

まとめ:「イビススタイルズ名古屋」は、旅のスタイルで選ぶホテル

イビススタイルズ名古屋は、名古屋駅からのアクセスの良さと、市場をテーマにしたスタイリッシュなデザインが魅力のホテルでした。特に、質の高い「名古屋めし」が楽しめる朝食ビュッフェは、大きな満足ポイントです。

一方で、バスタブがなく脱衣所もないユニークな客室レイアウトや、コインランドリーがない点、そして駐車場問題など、注意すべき点も明確です。

豪華さよりも、デザイン性、立地、コストパフォーマンスを重視し、ホテルは寝る場所と割り切ってアクティブに動く。そんな「賢い」旅行者にとって、このホテルは最高の拠点となるでしょう。ご自身の旅のスタイルと照らし合わせて、検討してみてください。

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