沖縄の世界遺産「勝連城跡」へ!天空のグスクから望む360度の絶景パノラマ
「いろはとあさきの父」がお届けする沖縄一周旅行、2日目(2024年10月2日)。隣接するガイダンス施設「あまわりパーク」で、これから登る「勝連城跡」と、その最後の城主・阿麻和利(あまわり)の歴史を学んだ私。いよいよ、物語の舞台である世界遺産の城跡へと足を踏み入れます!
歴史ロマンと、頂上からの絶景に期待
琉球王国時代、海外貿易で栄華を極め、国王に最後まで抵抗したという阿麻和利。彼が見たであろう景色を、私もこの目で見たい!「天空のグスク」とも称される城跡の頂上から、一体どんな絶景が広がっているのでしょうか。期待に胸を膨らませ、急な石段を登り始めます。
この記事で、「勝連城跡」の感動体験をレポート!
この記事では、私が実際に登った「勝連城跡」の様子を、その魅力と共にご紹介します。歴史を感じる石段、美しい石垣、そして頂上からの360度パノラマビューまで、その感動を余すところなくお伝えします!「沖縄の世界遺産に行ってみたい!」「絶景スポットを探している!」という方、必見です!

琉球の歴史を刻む、世界遺産「勝連城跡」
勝連城跡(かつれんじょうあと)は、沖縄県うるま市にある、ユネスコの世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つです。琉球王国時代、海外貿易によって大いに栄え、国王に最後まで抵抗した有力な按司(あじ)・阿麻和利(あまわり)の居城として知られています。その歴史的価値はもちろん、美しい石垣や頂上からの絶景から「天空のグスク」とも称される、沖縄本島中部で必訪のスポットです。

歴史を感じる石段と、優美な石垣
城の麓から頂上までは、自然の地形を巧みに活かした急な石段が続きます。「スニーカー必須」との評判通り、なかなかの運動になりますが、この石段を登るプロセスそのものが、勝連城跡の大きな魅力の一つです。「昔の人々もこの石段を…」と歴史に思いを馳せながら歩くと、感慨深いものがあります。
城はいくつかのエリア(曲輪)に分かれており、登るにつれて見える景色がどんどん変わっていくのも楽しみの一つ。また、優美な曲線を描く石垣は非常に美しく、まるでヨーロッパの城壁のようです。特に、城の入口にあたる「四の曲輪」のアーチ状の石垣は、絶好のフォトスポットとして人気があります。


これぞご褒美!頂上から望む360度の絶景
息を切らしながら急な石段を登りきり、頂上(一の曲輪)にたどり着くと、そこには「期待を遥かに超える」と絶賛される、圧巻のパノラマビューが待っていました!
- 東(太平洋側):青く輝く海に架かる「海中道路」と、その先に連なる平安座島、浜比嘉島などが一望できます。
- 西(東シナ海側):金武湾の穏やかな海と、晴れた日には遠く読谷村や残波岬まで見渡せます。
沖縄本島が最もくびれた地峡部に位置するため、太平洋と東シナ海の両方を同時に見渡せる、日本でも非常に珍しいロケーションです。頂上に吹く風が心地よく、「天下を取ったような気分」になれる、達成感と開放感は格別でした。

感動を深めるなら「あまわりパーク」へ!
勝連城跡の感動を最大限に味わうなら、隣接するガイダンス施設「あまわりパーク」とのセット訪問が欠かせません。レビューでも「歴史を知っているかで感動の深さが全く違う」と繰り返し指摘されています。
- 【登城前】最高の予習・導入施設として:パーク内の歴史文化施設で、阿麻和利の物語や城の構造を学ぶことで、「ただの石垣」が「意味のある歴史遺産」に変わります。
- 【登城後】最高の休憩・復習拠点として:綺麗なトイレや涼しいレストラン、お土産ショップが完備されており、登城後の休憩や感動の余韻に浸るのに最適です。
- 【全体】快適性と安全性の担保役として:広大な無料駐車場など、訪問者がストレスなく過ごすためのインフラを提供してくれています。
この「あまわりパーク」の存在が、現在の勝連城跡を沖縄観光における必見のスポットに押し上げていると言えるでしょう。
まとめ:身体と知性で感じる、他に類を見ない世界遺産
勝連城跡は、単に美しい景色を眺めるだけの展望台でも、歴史を学ぶだけの史跡でもありませんでした。自らの足で急な石段を登るという「身体的な体験」、頂上から360度の海を望む「視覚的な感動」、そして阿麻和利の物語に触れる「知的な興奮」。これら三つの要素が一体となった、ユニークな世界遺産です。
隣接する「あまわりパーク」で歴史を学んでから登ることで、その感動は何倍にもなります。歴史や運動に興味がない人にこそ、その先入観を覆す感動が待っている場所かもしれません。沖縄中部を訪れる際には、ぜひセットで訪れてみてください。