白い滝と青い川の絶景!美瑛「白ひげの滝」の神秘的な美しさ
「いろはとあさきの父」がお届けする北海道一周旅行、11日目(2024年9月17日)。午前中に訪れた十勝岳望岳台では、残念ながら曇り空で絶景を拝むことはできませんでした。しかし、気を取り直して次なる目的地へ!向かったのは、白金温泉街にある 「白ひげの滝」 です。この滝、なんと崖の途中から水が湧き出ているという、ちょっと変わった滝なのだとか。そして、滝が流れ込む美瑛川の水は、神秘的な青色をしているというではありませんか!これは、期待が高まります。
自然が創り出す、色のコントラスト
私、「いろはとあさきの父」は、旅先で、自然が創り出す美しい色彩に心を奪われます。青い空、緑の大地、そして、滝の白。この「白ひげの滝」では、白い滝と青い川のコントラストが美しいと聞いています。一体どんな景色が待っているのでしょうか?

この記事で、「白ひげの滝」の魅力に迫る!
この記事では、私が実際に訪れた「白ひげの滝」の様子を、詳しくレポートします。なぜ崖から水が湧き出るのか?なぜ川の水は青いのか?その秘密にも迫ります!「美瑛の美しい景色を見たい!」「ちょっと変わった滝に興味がある!」 という方、必見です!さあ、私と一緒に、美瑛の神秘的な滝へ、バーチャルで旅してみましょう!
崖から湧き出る?「白ひげの滝」
「白ひげの滝」 は、北海道美瑛町の白金温泉街のまんなか、美瑛川にかかる白金橋から見ることができます。橋の上流側、右手に見えるのがこの滝です。
この滝の最大の特徴は、川の水が落ちているのではなく、崖の途中から地下水が湧き出ている点です。まるで白いひげのように見えることから、この名前が付けられたのかもしれませんね。これは、日本でも珍しい「潜流爆(せんりゅうばく)」と呼ばれる滝の一種です。
滝と地層の秘密
なぜ崖の途中から水が湧き出ているのでしょうか?その秘密は、この場所の地層にあります。滝の水は、二つの地層の間から流れ出ています。どうやら、この地層の間が地下水の通り道になっているようです。
滝の出口の上にある地層は、約20万年前に噴火した溶岩でできており、「柱状節理」が見られます。これは、熱い溶岩が冷えて固まる際に収縮してできた、縦方向の割れ目です。一方、滝の出口の下側には、丸みを帯びた砂利の地層があります。これは、火山から流れ出す川の砂利や土石流などが積み重なってできた、より古い時代の地層なのです。

なぜ川は青い?美瑛川の神秘
白ひげの滝が流れ込む美瑛川の水は、息をのむほど美しい青色をしています。この青さの秘密は、滝のすぐ上流で合流する、尻無沢川や硫黄沢川といった、十勝岳の山体から流れ出る川の水にあります。
これらの川の水には、「ケイ酸アルミニウム」という非常に小さな粒(およそ1万分の1ミリ~100万分の1ミリメートル)が含まれています。この小さな粒は、太陽光の中の赤い光を吸収し、青い光を散乱させる(はねかえす)性質を持っています。そのため、美瑛川の水は、このように神秘的な青色に見えるのです。
橋の上からの絶景!訪問レポートとアクセス
私が 白ひげの滝 を訪れたのは、11:10頃。十勝岳望岳台からは車ですぐの距離でした。滝を見るためには、白金橋の上へ。橋の上から上流側を見ると、右手に白い滝筋が勢いよく流れ落ち、青い美瑛川へと注いでいるのが見えます。
その光景は、まさに絶景!滝は勢いがあり、滝壺の青さとのコントラストが非常に美しいです。白い滝と美しい川、そして周囲の豊かな森との組み合わせは、とても絵になる景色でした。橋の上から間近で見る滝は迫力満点です。
この白ひげの滝は、四季折々の美しい景色を楽しめるのも魅力です。秋には紅葉の中、冬には雪や霧氷の中と、訪れるたびに違う幻想的な表情を見せてくれるでしょう。
アクセス情報
- 場所: 北海道美瑛町白金温泉街、美瑛川にかかる白金橋
- アクセス: 青い池から車で5分程度
- 駐車場: 白金観光センターに無料駐車場あり




まとめ:白い滝と青い川が織りなす、美瑛の神秘的な絶景
「白ひげの滝」は、崖の途中から地下水が湧き出る珍しい滝と、神秘的な青色を湛える美瑛川が織りなす、まさに絶景スポットでした。橋の上から間近で見る滝の迫力、そして白い滝筋と青い川のコントラストは、息をのむほどの美しさです。美瑛川が青い理由や、滝周辺の地層について知ることで、さらにその神秘性を深く感じることができました。
今回は日中の訪問でしたが、四季折々、特に秋の紅葉や冬の雪景色も素晴らしいとのこと。ぜひ、違う季節にも訪れてみたいと思わせる、魅力あふれる場所でした。美瑛や白金温泉を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
