東葛飾中学合格(東葛中)に向けてやっていたこと 幼少期①

知的な土壌を育む – 幼少期からの読み聞かせ

皆様、おはようございます。

今年もあっという間に年の瀬ですね。大掃除や新年を迎える準備など、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今日から数回にわたり、いろはが東葛飾中学に合格するために、日々の中で実践していたことについて、お話ししたいと思います。

幼少期に実践していた、ある習慣

初日の今日は、幼少期に実践していたことの中から、一つご紹介します。

この時期は、まだ中学受験を意識していませんでした。そのため、「東葛飾中学合格のため」と表現するのは、少し語弊があるかもしれません。

しかし、合格後に振り返ってみると、当時は意識していなかった、一つ一つの経験、いわば「点」と「点」が繋がり、いつしか「線」となり、そして、その線が「合格」という一つの大きな「形」を作り出したと思える、そんな出来事がいくつかあります。

その一つが、幼少の頃から続けていた 「読み聞かせ」 です。

毎晩続けた、親子の「特別な時間」

いろはが2~3歳の頃から、毎晩欠かさず、絵本の読み聞かせをしていました。

私が胡坐をかき、その中心に、ちょこんと座るいろは。まるで、これから始まる物語の世界へ、一緒に入り込むかのような、親子の大切な、特別な時間でした。

最初は、「頭のいい子を育てるおはなし366」という本を読んでいました。1月1日から12月31日まで、毎日違うお話が、366話も収録されているのです。いろはもこの本が大好きでした。これ一冊あれば、一年中、毎日違う物語を楽しめますし、何より経済的です(笑)。

その中から、今日は自分の誕生日のお話を読む、あるいは、パッと開いたページを読むなど、その日に読むお話は、いろはに自由に選ばせていました。

飽きることなく続いた、読み聞かせ

毎日欠かさず、私が熱を出した時でさえ、「読んで、読んで!」とせがむほど。数年読み続けるうちに、いろはの好きなお話も、だんだんと決まっていきました。

「もう、そのお話は、何度も読んだでしょう?」と思うこともありましたが、何度でも、何度でも、繰り返し、同じお話をせがむのです。子どもって、本当に、お気に入りのお話は、何度でも飽きずに楽しめるんですよね。

いろはのお気に入り、「屁っぴき嫁様」

いろはが特に気に入っていたのは、「屁っぴき嫁様」というお話。

ちょっと品のないタイトルですが、簡単に言うと、おならで悪者を退治するという、ユーモア溢れるストーリーです(笑)。

子どもの笑いのツボが、ぎゅっと詰まっていて、ページをめくるたびに、いろははいつも大笑い。そんな、親子で大笑いするのにおすすめの、楽しいお話です。

どんなお話でも、抑揚をつけ、登場人物になりきって、心を込めて読み聞かせをしていました。時には、しんみりと涙を誘うような感動的なお話に、一緒に涙することも。そんな、喜怒哀楽を共有する、かけがえのない親子時間でした。

当時は、育児や家事に追われ、読み聞かせの時間を捻出するのも、一苦労でした。しかし、今思えば、あんなにも濃密な時間を、娘と共有できたことは、何にも代えがたい、宝物です。

読み聞かせがもたらした、嬉しい効果

そして、読み聞かせには、嬉しい相乗効果もありました。読み聞かせが終わると、「電気を消して、おやすみなさい」という、一連の流れを習慣づけていたので、自然と早寝にも繋がりました。寝る前の、読み聞かせの習慣、本当におすすめです!

この読み聞かせを通して、いろはの豊かな感性や想像力、そして、知的好奇心の芽が、少しずつ、しかし、確かに育まれていったように思います。

幼少期に実践していたことは、まだまだたくさんあります。この続きは、また次回お話ししますね。どうぞ、お楽しみに。

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