柏で味わう「一蘭」の哲学。“味集中カウンター”とオーダー用紙で究極の一杯を
「いろはとあさきの父」がお届けするグルメ探訪。今回は、2025年1月13日の夜、千葉県柏市にある言わずと知れたとんこつラーメンの名店、「一蘭 柏店」を訪れました。時刻は18:00。ここは、ただラーメンを食べるだけでなく、そのユニークなシステムを通して一杯のラーメンと真剣に向き合う、特別な体験ができる場所です。
ラーメン一杯に、とことん集中する時間
隣席との間に仕切りがあり、店員さんの顔も見えない「味集中カウンター」。そして、麺のかたさから味の濃さまで、自分好みに細かくカスタマイズできる「オーダー用紙」。一蘭が提供するのは、ラーメンそのものだけでなく、最高の状態でラーメンを味わうための「環境」そのものなのです。その哲学に触れてみたくて、やってきました。
この記事で、「一蘭」のユニークな世界を徹底解説!
この記事では、私が訪れた「一蘭 柏店」の魅力を、その独特なシステムからラーメンの味わいまで、詳しくご紹介します。「一蘭ってどんなシステムなの?」「オーダー用紙のおすすめは?」「一人でも入りやすい?」という方、必見です!
孤独の聖域:「味集中カウンター」
一蘭の最も象徴的な特徴が、隣席との間に設けられた仕切り付きのカウンター席「味集中カウンター」です。これは、食事中の注意散漫を最小限に抑え、客が目の前の一杯に意識を集中させることを目的としたもの。一人で訪れても、周りの目を気にすることなく食事に没頭できる、プライベートな半個室空間が提供されます。
ただし、ここ柏店は家族連れの利用が多く、店内は活気があり賑やかな雰囲気。ブランドが目指す静謐な環境とは少し異なりますが、この仕切りは折り畳みが可能なので、グループで訪れた際は仕切りを外して会話を楽しみながら食事をすることもできます。

味の設計者になる!オーダー用紙の完全攻略
席に着くと、詳細なオーダー用紙が渡されます。これを使ってラーメンを自分好みにカスタマイズできるのが、一蘭のもう一つの大きな魅力です。
- 味の濃さ:「基本」「こい味」「うす味」から選べます。替玉をするなら「こい味」がおすすめです。
- 麺のかたさ:「超カタ」から「超やわ」まで、幅広い選択肢が用意されています。
- その他:にんにくの量、ねぎの種類(青ねぎ・白ねぎ)、チャーシューの有無、そして味の決め手となる秘伝のたれの量(辛さ)も細かく指定できます。
この選択という行為を通じて、客は単なる食事の受け手から、自分だけの一杯を作り上げる「共同製作者」へと変わるのです。
臭みがなくクリーミー。優等生のとんこつラーメン
一蘭のラーメンの最大の特徴は、とんこつラーメン特有の強い獣臭さが全くないこと。そのため、とんこつが苦手な人でも食べやすい、まろやかでクリーミーな味わいです。麺は、博多ラーメンの王道である低加水率の極細ストレート麺で、スープとの相性も抜群です。
私が注文したのは、「天然とんこつラーメン(創業以来)」(980円)に「替玉」(210円)、そして「瓶ビール(小)」(380円)。オーダー用紙で自分好みに調整したスープは、まさに絶品!中央に浮かぶ「赤い秘伝のたれ」を少しずつ溶かしながら、味の変化を楽しみました。麺の量が少し少なめに感じるので、男性は替玉をするのがおすすめです。

ユニークな替玉システムと柏店の特徴
一蘭のサービスは、効率性と対人接触の最小化が追求されています。特にユニークなのが「替玉」の注文システム。金属製のプレートをセンサーの上に置くとチャルメラが鳴り、声を発することなく店員さんを呼び出せます。
柏店は国道6号線沿いにあり、週末は24時間営業。駐車場は20台分ありますが、ピーク時は満車になることも。小学生以下の子供にラーメンを無料で提供するプロモーションも行っており、家族連れに非常に人気です。そのため、都心の店舗とは異なり、店内は賑やかな雰囲気であることが多いです。

まとめ:一蘭は、ラーメン「体験」を提供する場所
一蘭 柏店で味わったのは、単なる美味しいとんこつラーメンではありませんでした。それは、「味集中カウンター」や「オーダー用紙」といった独自のシステムを通して、一杯のラーメンと真剣に向き合うという、高度にシステム化されたプレミアムなラーメン「体験」そのものです。
臭みがなくクリーミーなスープは万人受けする美味しさで、自分好みにカスタマイズできる楽しさもあります。柏店は家族連れで賑わう温かい雰囲気も特徴的でした。
ラーメン好きなら一度は体験してほしい、このユニークな世界。あなただけの究極の一杯を、ぜひ見つけに行ってみてください。


